11月1日(土)「イスラームを考える」第2回 イスラームの歴史:啓示から帝国へ ―その成立と世界との関係をたどる―
【宗教・文化講座】
「イスラームを考える」第2回
イスラームの歴史:啓示から帝国へ
―その成立と世界との関係をたどる―
11月1日(土)14:00~16:00
◇お申し込みフォーム
会場⇒https://ebina-yayoijinja.work/kaijo_islam2
オンライン⇒https://ebina-yayoijinja.work/zoom_islam2
*PEATIXからのお申し込み⇒https://peatix.com/event/4608173/view
講師:ハディ・ハーニ(明治大学特任講師/東京ジャーミイ文書館理事)
講座「イスラームを考える」
イスラームは、世界の人口の約4分の1が信仰する宗教であり、その教えや歴史、社会との関係には多様で重層的な側面があります。しかし日本では、報道や断片的な情報に基づいた理解が広がりやすく、実像に触れる機会は限られています。本講座では、イスラームの基本的な信条や法体系にはじまり、その歴史的展開、近現代における国際情勢との関わり、さらに現代社会との接点に至るまでを幅広く取り上げ、イスラームをひとつの文明的伝統として捉え直します。専門的な知識や宗教的立場を問わず、一般の皆さまに向けて、異文化理解と共生のための視点を得ることを目的としています。
【講師プロフィール】ハディ・ハーニ(明治大学特任講師/東京ジャーミイ文書館理事)
1992年埼玉県生まれ、日本とパレスチナのハーフ。慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(政策・メディア)。2023年より現職。専門はパレスチナ地域研究、イスラーム地域研究。特にパレスチナにおけるナショナリズムやイスラーム政治思想の展開が主な関心。論文:「パレスチナ問題における「解決」のディスコース分析」慶應義塾大学博士論文 2021/「イスラーム法からみるパレスチナ問題」『イスラム世界』93号 2020
次回以降の予定
第3回 近現代のイスラーム:パレスチナ、9.11、アラブの春
――グローバル化の中で直面する課題とは
第4回 イスラームと現代社会
――ともに生きるための知と対話の可能性