7月27日(土)気仙沼より  「海と山のあいだを流れる物語 ─森は海によって再生する―」のご案内

【宗教・文化講座】気仙沼より

「海と山のあいだを流れる物語 ─森は海によって再生する―」

7月27日(土)14:00~16:00

講師 千葉一(気仙沼市震災復興市民委員会委員、石巻専修大学講師)

*会場・オンライン(録画配信あり)同時開催
*講師の先生はリモートで講義されます。
会場ではスクリーンにて講義を公開。会場と気仙沼とをつなぎます。

◆お申し込みフォーム  会場→https://ebina-yayoijinja.work/kaijo_kesennuma
オンライン→https://ebina-yayoijinja.work/zoom_kesennuma

*参加費:1500円(学生800円)

多種多様な生物との協働や共生(絡み合い)があって、私たち人間の生活は成り立っています。太古から人々は、そうした自然現象を理性的に観察し、推論を重ね物語を紡ぎながら、その思考や行動やコミュニティをデザインして来ました。経済活動など生産に参加する原材料も自然からの多種多様な「命の贈与」です。贈与には返礼がともないます。しかし私たちは近代という時代の中で、その返礼(による多種の蘇生)を怠り、その命に対して独り横暴な専制主義的生態を取り続けています。本講座では、伝承や神話などから人間社会と自然環境の危うい関係を見つめ直しつつ、「多種類コミュニティ」における人間の生態軌道の変更について共に考えていきたいと思います