3月20日(祝)【宗教・文化講座】これからの「幸福論」のご案内

弥生神社【宗教・文化講座】

これからの「幸福論」 第4回

「自由と不自由のはざまで」

3月20日(祝)
14:00~16:00
*お申し込みフォーム
会場→https://ebina-yayoijinja.work/kofuku_kaijo
オンライン(録画配信あり)→https://ebina-yayoijinja.work/kofuku_zoom

講師 高島和哉
(武蔵大学・明治大学・関東学院大学講師)

【著】『ベンサムの言語論 功利主義とプラグマティズム』
【訳】A・マッキンタイア著『依存的な理性的動物: ヒトにはなぜ徳が必要か』、
I・イリイチ『生きる意味―「システム」「責任」「生命」への批判』 ほか

「自由と不自由のはざまで

「自由」とは多義的な言葉です。日本では近代以降、「束縛や干渉の不在」という意味での個人の自由は飛躍的に拡大したものの、今日、それ以外のさまざまな意味における自由は(あるいはそれらの自由を行使する私たちの力は)むしろ縮小しつつあり、そのことが私たちの多くに生きづらさを感じさせる一因となっているのではないでしょうか。だとしたら、私たちが「よく生きる」うえで真に必要とする自由とはいかなる自由であり、私たちはそれらをいかにして手にすることができるのでしょうか。
このような問いを起点として、今回の講座ではまず、人間の本質的な「不自由さ」を指摘する昨今の諸議論(哲学や心理学や脳科学の議論)を手がかりに、近代社会が前提してきた自由観や人間観の問題性について考えてみたいと思います。

*会場・オンライン(録画配信あり)同時開催

*参加費:1500円(学生750円)